HOME >> コラム >> 会計力 >> 比較級思考137

コラム

比較級思考137

分類問題の基点として重要な点は、何を基準に分類するのか、その分類によって何を知りたいのかという視点です。学校の生徒が30人として、これを10人位のA、B、Cの組み合わせを考える。優秀なグループ、並みのグループ、できないグループに分けて、教育の仕方を変えていこうとするとき、何を基準に生徒を3分類すれば良いのでしょうか。直近の試験結果の合計点で、上から10人ずつに分ければ良いのでしょうか。もう少し長い時間を取って、過去半年の試験の結果の合計で同じように上から10人ずつを取れば良いのでしょうか。更に長く過去1年ないし2年くらいの期間を取る等が考えられるかも知れません。良い教育をするには、生徒の能力別にやった方が良いことはわかります。勉強のできる子供にやさしい問題をやってもやる気をなくす。かといって、勉強のできない子供に難しい問題をやらせても意味不明で全く分からずにやはりやる気をなくすかも知れない。その意味で、学力別の教育分類はよくわかります。それでは、それをどうやって判定するのか。有力進学校はたった1日の試験でこの判定を行っています。この現実をどう判断するべきでしょうか。それに対して、学校の場合は、どうか。この問題から分類の基準を考えてみたいと思います。

« 比較級思考136 | 会計力 | 比較級思考138 »

ページトップ