決算書だけを見ているだけでもかなりのことはわかる。少なくとも財務的に今までは、どうだったのかは、判断できる。まず、P/Lを見てみよう。売上や利益は過去3年間継続して上昇している。しかも、その上昇率は5%から7%へと上昇しており、順調に業績が拡大しているのがわかる。それでは、次にB/Sを見てみよう。全体の総資産が年間売上と同じ程度であり、妥当な水準と言えそうだ。そのうち純資産はどれくらいだろうか。自己資本比率というやつだ。経営の安定度をみるのに全資産のうち自己資産でどれ位手当てされているのか。この面からの申し分ない手許現金も月商売上の4ヶ月分位もあり、十分な資金がありそうだ。有利子負債も月商の3ヶ月程度で、手許資金とのバランスからみたら実質無借金経営といえる。こうみるとこの会社は優良会社といえるのではないか。確かに決算書からみるとそのように判断しても問題はないかもしれない。業績が順調に拡大しているので、このまま経営をやっていれば大丈夫ですと行って良いのか。今、良い会社であることが未来においても、これからも良い会社でいられるのだろうか。どこかに死角はないのか。良く考えてみたいものだ。
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