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コラム

比較級思考160

物価上昇の原因が主として需要側にあるとすれば物価を抑えるためには、需要を抑制することが考えられます。デマンド・プル・インフレといわれるものです。この場合、需要にとって最も大きな要素は「誰が何を買うか」という視点からみるとわかりやすい。まず、?人口、多くの人々が欲しがっているのか。?欲望、それが欲しくてたまらないのか。?所得、ソレを買うべきお金があるのか。?借金、お金はないけれども借りることによってそのお金を用意できるのか。という背景から出てきます。この???を抑制することは可能でしょうか。?と?は少し難しい。少なくとも短期的には動かすことは困難のようです。節約ムードや買い控えをアナウンスするくらいでしょうか。それに対して??はどうか。物価が上昇しているのですから、賃金をupしないと実質的な購買力は低下します。すなわち生活ダウンです。これは許されないことでしょう。となると、?での対応となります。これは、借金ですので、金利を引上げると借金がしにくくなります。特に高額商品の購入(住宅や自動車)については、ローン(借金)で購入するのが、多く見られますので、金利引き上げは住宅や自動車購入を抑制することにより、需要を減少させる効果があります。住宅と自動車は個人消費の最大のものですので、その効果は大きくなります。こうして、金利の引き上げが物価上昇時の政策対応となります。アメリカのFRB(連邦準備銀行)の動きはそんな視点で見て下さい。

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