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コラム

比較級思考147

食料品業界にとって、原料価格のupに対して、なんの手も打たなければ売上が一定でコストのみ高くなるので、利益の減少となります。場合によっては赤字になるかもしれません。このコストupに対する対応としては、いくつかの方法が考えられます。1つは別の原料を考えたり、生産方法を変更したりしてコスト方面での対応です。しかし、これは、必ずしもうまくいくとは限りません。そこで、もう一方の方が、収益力を確保する道はコストダウンではなく、値上げによる対応です。「値上げ力」の差が、そのまま企業収益力の差につながります。同じ製品の中身の容量を下げて、従来100gで200円の品の中身を減らして90gで200円にする方法は、値段は同じですが、実質値上げです。中身を減らす理由として、少子高齢化と共に単身世帯の増加による個食への対応として1個あたりの重量を減らすというものです。1個あたり何gが必要かは、家族単位の消費を考えて決められているのが今まででした。これを家族単位の変化、単身世帯の増加への対応という視点での量目変更は、消費者目線の考え方です。食べ残しがないようにする。消費期限内での使用を可能にするという視点ならば、あらゆる食料について同じように考えて行けるのかもしれません。こうして原料upからコスト調整という単純な流れから解放されていくことは大切です。

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