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コラム

会計力とは何か。比較級思考(7)

 「中小企業の会計に関する指針」というのを知っていますか。この数10年、会計のビックバンといわれるように会計基準がめまぐるしく変化しています。しかし、会計ビックバンは、世界中から資金調達する巨大会社、公開会社を世界共通の会計上のモノサシで比較しようとする趣旨ですので、日本国内だけで企業活動を行っている中小企業には無関係とみられ、中小企業においては、依然として旧来の企業会計原則をベースとした決算書の作成が行われておりました。しかし、中小企業でも公正なる会計慣行の尊重は、会社法上当然であり、そのため新しい会計基準を中小企業向けにアレンジしたものが、初めに指摘した「中小企業の会計に関する指針」です。これは、日本公認会計士協会、日本税理士連合会、日本商工会議所、企業会計基準委員会の4団体による合作であり、平成17年8月1日に制定され、その後毎年改訂され、最終版が平成21年4月17日に発表されています。インターネットで入手できますので、是非入手してみて下さい。次回からは、これをベースに中小企業の会計基準を考えてみたいと思います。

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