投下資本の売上貢献度

経営分析の指標では、「総資本回転日数」といい、この値は”短いほうがよい”とされています。

この指標は「資金性」を見る指標の一つで、以下のような点を見るために分析しています。

 ・企業は、投入された資本で資産を得て、それを活用して収益をあげ、資本を回収するとともに利益を獲得する。回収された資本は再び投入され、収益として戻る。したがって、資本が循環する速度が速いほど、収益で戻ってくる回数は多くなり、利益も増えることになる。

 ・回転日数が落ちても、利益率が上がって、これをカバーできれば、問題ない。利益率が変わらないのに、回転日数が悪化したときは、原因をつきとめる必要がある。

 

※ 指標の目安

標準 (評価5) 350日 ~ 370日
良い (評価10) 270日 未満
悪い (評価1) 430日 以上